Noix今回、現場共創機構グループのモノリスコーポレーションから、土間コンクリート仕上げの適正価格が公表されました!
KAWAMURA今まで、あるようで無かった標準労務費の単価表だよ
Noixあるようで無かった、というのが不思議な感じです。労務費なのに
KAWAMURA宿泊業のように、ダイナミックプライシングを導入していたからね
※ダイナミックプライシング:需要と供給のバランスに応じて商品やサービスの価格をリアルタイムに変動させる価格戦略
Noixえーーーーー
KAWAMURA土間屋の自分勝手な都合でね笑
KAWAMURA中身の見えないブラックボックス化してるから、単価もその都度変わる
Noixそれで、今回モノリスコーポレーションさんから、改めて標準労務費(適正価格)が公表されたわけですね
KAWAMURAそう、あくまでも標準労務費というのは基準値なんだ
Noix基準値….
基準単価はそのまま見積りに適用されるものではなく、個々の案件での施工条件や作業内容などに応じて労務費が計算されます。けれども価格交渉のテーブルについたとき、その労務費が適正な水準かを判断する指標として標準労務費(基準単価)が機能します。
Noixなるほど、分かりました!要するに、何に比べて高いのか、何に比べて安くしているのか、明確な根拠となるのが基準値ということですね
KAWAMURAそういうこと、今までその基準値が無かったわけ

Noixそもそも、左官業のなかに分類されている土間工事ですが、なぜ左官屋さんは土間屋さんに丸投げ状態なんですか
KAWAMURAそれはね
もともと土間仕上げも左官の仕事でした。それが戦後復興から高度経済成長期にかけてコンクリート需要が拡大していく中で、コンクリートポンプ車の普及を契機に、大量のコンクリートを一度に流し込む施工が急増していきます。これに伴い均し作業やコテ押さえも、効率化するハンドトロウェル(機械ゴテ)などの機械化施工が現場の標準となっていきました。1980年代には物流倉庫、工場、大型商業施設などが急増し、床コンクリート仕上げの面積が一気に巨大化。その頃から「左官屋は鏝を使う左官だけ、土間は土間屋」という分業化が進みました。
Noix分業化ですか…..
KAWAMURA分業化は生産効率を上げるけれど、リスクもある
Noixリスク?例えば
KAWAMURAまず、責任の所在が分散され曖昧になる
Noixなるほど、今の建設業ってものすごい数の職種・工種が関わっていますから、責任の所在がどこにあるか、瑕疵物件の裁判なんかでも揉めていますよね
KAWAMURA揉めてるね
KAWAMURAまぁ、創立からモノリスコーポレーションは一括施工で、土間も内製化しているけれど
Noixソウデスネ
Noixそして、去年2025年12月に、労務費に関わる建設業法の改正がありました!

Noix労務費に関しては勧告です

KAWAMURA適正な労務費が階層の一番最後まで減らされずに届くように、っていう内容だ
Noixはい、建設Gメンの現場調査もあるようです
Noix今までは、工事価格の帳尻合わせは人件費(労務費)でしたが
KAWAMURA基準値が無かったからだよ
Noixそうなんですね
KAWAMURA土間屋の悪いところは、暇になると安売りで価格競争するところ
Noixダイナミックプライシングですか…..
KAWAMURA笑
KAWAMURAそれから、若い新興勢力の土間屋も単価を下げて参入してくる
Noixでも、自由競争では?
KAWAMURA売るのがモノならね
Noixなるほど
KAWAMURA専門工事業が売るのは人間の仕事
KAWAMURA若さで売るってことは、自分たちの将来を自分たちで安売りしてるってことに気づいていない
KAWAMURA人は歳をとっていくからね
Noix….痛いなぁ
Noixでも、安売りしても若い職人さんたちが稼げるのはなぜ?
KAWAMURAそこ、労働集約型の仕事だから、若い職人は体力で稼ぐ、倍働けば多少安売りしても稼ぎは多くなる
KAWAMURA元請けも、パワーのある若い職人がやってくれる方が嬉しいだろう
Noixまぁ、気持ちはわかります
KAWAMURAそこに、もう一つの基準値がきっちりと整備されていなかったから、ダイナミックプライシングにできた
Noixもう一つ?
KAWAMURAそう、打設数量に応じた適正配置人数の目安だよ
Noix分かりました!
Noix適正配置人数の目安がないうえに、人手不足を盾にすれば、土間屋さん側に主導権が移るから人数調整もできてしまう
KAWAMURAそう、請負の場合だと、人数を減らせば一人当たりの単価は高くなるからね
Noixそうですよね
KAWAMURAで、モノリスコーポレーションは、適正価格の公表と一緒に適正配置人数の目安も公表した

KAWAMURA打設数量当たりの適正人数を目安に、その日の条件なんかも加味して、過少人数になっていないかをきちんと見ないと、夏場の「熱中症」とか安全面のリスクにさらされるよ
Noixなるほど
KAWAMURAだから、土間屋主導の人数調整になるなら、むしろ元請けや一次請け左官屋などは、常用にした方リスクヘッジだと思うね、
Noixそれで、モノリスコーポレーションは常用工事における基準単価を公表したんですね

KAWAMURAこの単価表は合理的だよ
Noix国土交通省の公共工事設計労務単価に準拠していますが、人数で単価が変わっていますけど
KAWAMURAうん、土間コンクリート打設は基本チームでやるから、チームの人数構成で単価が変わるのは当然
Noixなぜですか?
KAWAMURAチームの場合、現状の日本では技能実習生が混じったり、日本人でも見習いが混じったりするからね
Noixなるほど、理にかなってます
つづく
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